AOTrauma Course を終えて/2014-12-24

  • 横田 和明
  • 佐賀医科大学 出身
  • 2014年 入局

 
 スイスのダボスで開催された、AOTrauma Course-Basic Principles of Fracture Managementに長崎離島医療圏の整形外科医で当院研修中の鶴先生と一緒に参加してまいりましたのでご報告いたします。

 AOは整形外科医なら誰もが知っている団体で、スイスのダボスはその総本山にあたります。中でもBasic Principleコースは外傷外科医を志す世界中の若手医師が集まるコースで12/8から5日間にわたり開催されました。出発当日まで緊急手術に追われながら、事前準備もそこそこに送り出していただきました。

 AOコースは1960年台からの歴史があり、その系統的教育システムには感心しました。外傷の基礎から実技まで5日間で学ぶコースで、講義、ハンズオン、グループディスカッションから構成されていました。普段の外傷診療で日常的に実践しているものも多く、実際の治療に即したものばかりでした。また講義以外にも講師陣のプレゼンテーションの質の高さ、参加しているメンバー間の交流など、コースの内容以外にも充実した5日間を過ごすことが出来ました。

 コース中日にはfree dayが設定されており、午前中に選択講義を受けたあと雪山に出かけました。長崎育ちで雪山初心者の私は「初心者は危ないからやめておけ」との現地方々のアドバイスにより、スキーデビューを果たすことは叶いませんでしたが、スイスの風景とゲレンデでのホットワインを堪能いたしました。

 現在外傷センターに所属しており、帰国後も外傷治療に数多く携わる機会が数多くあります。この5日間で身に着けたことを即実践に移し、今後の外傷治療に生かしていきたいと考えております。

 最後になりましたが、この度は貴重な体験のためにお時間を下さった尾崎教授、急患が立て込む中でも快く送りだしてくださった宮本先生はじめ外傷センターの先生方、長期間の不在で迷惑をおかけした医局の先生方本当にありがとうございました。