AO Trauma Course @ Davos/2016-01-20

  • 水光 正裕
  • 鹿児島大学 出身
  • 2015年 入局

2015年12月6日から11日にかけてスイスのダボスで行われた、AO Trauma courseに参加しましたので報告いたします。

AO courseとは骨折治療の研究や開発、そして教育を行っているAO財団が開催しており、年に1回本部のあるスイスのダボスで開催され、今回私は初めてであったためBasic courseに参加しました。

長崎大学から毎年の参加があり、宮本俊之先生がMaster courseに、小林先生と竹内先生が共にBasic courseに参加しました。
Basic courseは5日間にわたり、外傷の基礎から実技を学び、講義・ハンズオン・グループディスカッションから構成されています。普段より当院外傷センターで指導されている内容であり、スムーズに入る事ができました。また、1コマの講義時間は15分であり、要点をついた質の高い講師陣のプレゼンテーションには驚きました。1日の流れとして、午前中に各分野の講義が終わったあと、その内容をハンズオンで経験し、最後に10名程度で構成されたグループで症例に関してディスカッションをし、1日の知識の確認を行うような形式でした。

講義はもちろん全て英語でしたが、私の乏しい英語力でも講義には何とかついていく事ができました。しかしグループディスカッションでは英語で自分の意見を上手く伝える事ができず、短い文章で何とか答えれましたが、活発な討論には積極的には参加できず、日本では経験できない悔しい思いと貴重な刺激を受けることができました。また、2日目の夜はAO本部の研究所を見学する事ができました。

日本を出発する前に以前コースに参加された先生方に前情報を頂き、スキーなども期待していましたが、実際は5日間みっちり講義が詰まっており、昼休みも短く、会場を出るときは真っ暗でスキーはできませんでした。そのため、帰国日の午前中にケーブルカーで2600mの山頂まで行き、絶景を眺めてきました。どうやら今年のAOコースはタイトスケジュールになっていたようです。

食事に関しては、朝食はホテルのバイキング、昼食は会場のバイキング、夕食はダボスで有名なレストラン(チーズフォンデュや中華料理、山上のレストランなど)に毎日宮本先生が連れて行ってくださり、非常に楽しむ事ができました。

今回のコースで学んだ外傷治療の基礎をしっかり復習し、自分のものにした上で、今後の臨床に生かしていけるよう日々努力していこうと思います。また、このコースを通して英語力と発言能力の乏しさも痛感し、今後は自分を変えれるよう頑張っていこうと思います。


最後になりましたが、長期間の不在でご迷惑をおかけした教室の先生方にこの場をお借りしまして感謝申し上げます。ありがとうございました。