日赤長崎原爆病院 整形外科/2011-04-22

  • 依田 周
  • 香川医科大学 出身
  • 2006年 入局

 みなさん、こんにちは。H18年入局の依田 周です。長崎原爆病院について紹介します(写真1)。場所はJR浦上駅のすぐ裏側にあり、近くにはブリックホールや大型商業施設のココウォークがあり非常に立地条件のよいところです。研修指定病院であり毎年多くの研修医が研修しています。当院で2年間研修をする場合もあれば、1年は大学で研修しもう1年は当院で研修するなど多彩な研修体制をとっています。
 長崎原爆病院は全病床数が360床でそのうち整形外科は60床程度です。整形外科は河野副院長以下6名で診療を行っています。非常にアクティビティーが高く脊椎手術、THA、TKA、外傷はじめ様々な手術に取り組み年間900例ほどの手術を行っています。基本的に主治医執刀制であり(もちろん上級医の丁寧な指導を受けながらですが)、整形外科駆け出しのころからでも様々な手術を執刀することが可能です。ジェネラリストを目指す人にとっては最高の場所だと思います。また脊椎、THA、TKAなど見たことしかないという人にとっては実際執刀含め治療をさせてもらうことで自分の興味ある分野がはっきりしてくる可能性もあります。専門分野をどこにするか迷っている人にもおすすめです。外傷も経験豊富な上級医の指導のもと、積極的に取り組んでいます。病棟の雰囲気もよく忘年会では看護師と仲良く芸を披露します(写真2)。
 また長崎原爆病院は日本赤十字であり救護活動という大事な責務があります。災害発生時には救護班として全国の赤十字病院が一丸となって活動します。つい先日(H23年3月11日)に起こった東北関東大震災は予想をはるかに超えた大災害となり全国から被災地へ救護班が集まり活動しています。私も救護班として活動する機会をいただき3月14日より1週間ほど宮城県石巻市で活動してきました(写真3)。テレビでは連日のように地震・津波による被害状況が報道されていますが、実際自分の目で見て体験するとういことはなかなかない貴重な経験だと思います(写真4)。誰しも医療従事者となる人は「困っている人を助けたい」と思っているだろうし活動したいという気持ちも少なからずあると思います。他の病院、医療団体もそういった活動をしていますが、やはり一番大きな組織は日本赤十字でありそういった真摯な思いを実現しやすい場所だと思います。私も今回の活動は自分自身を見つめなおす貴重な経験になりました。そして自分が住んでいる場所で同じような災害が起こったときには一体どんなことができるのだろうかと真剣に考えなくてはいけないと思っています。
 以上、結構真面目な文章になってしまいましたがさまざまな部分で自分の成長が感じられる魅力ある病院です。自分が少し大変になってきたときには周りからフォローしてもらえるし、整形医師は6人いますので休みをとったり学会に行ったりするのも非常にしやすい環境にあります。医学生・研修医の先生にも興味を持ってもらえたら嬉しいです。