長崎百合野病院 整形外科/2011-07-27

  • 土居 満
  • 鳥取大学 医学部 出身
  • 2009年 入局

 H21年入局の土居といいます。H18年卒業で、3年目の後期研修を終わった後に入局しました。僕が先日まで勤務していた長崎百合野病院について紹介します。

 長崎百合野病院と聞いて場所がパッと思い浮かぶ人はあまりいないと思いますが、長崎県西彼杵郡の長与町と時津町の間(周囲は長与町で病院の敷地は時津町)にあります。長崎駅からは車で20分くらいです。百合野団地という○○年前は新興住宅地であっただろう住宅街の高台(行き止まり)にあり、初めて来たら行きは看板を目当てに何とかたどり着けるものの、帰りは団地内で迷路になってしまうという不便ですが、風光明美な空気のきれいな土地にあります。初めて来られた患者さんからはこんな所に病院があるなんてというお褒め?の言葉をいただくこともあり、患者さんアンケートで空気な奇麗な病院という感想が書かれるほどです。長崎市の2次輪番病院の一つで、ベッドは総数160床あり、うち急性期、亜急性期が約112床、残りは回復期病棟となっています。
 常勤は整形外科3名(常勤のような非常勤の先生があと2名)、内科が2名、外科が3名で各科とも非常勤の先生が大学などから来ていただいて何とかやっていけている状態です。当直も開業医の先生が来られることもあり少し変わったシステムの病院です。
整形外科は平成22年の手術が年間777例で、院長の瀬良先生、部長の安達先生の脊椎外科(昨年140例)と前院長の高須賀先生の股関節外科(THA)の2本柱に大腿骨頚部骨折(年間160-190例程度)など外傷をメインに扱っています。
メンバー構成を考えると慢性疾患を除いた残りの疾患の主治医をかなりの割合で自分が受け持つ形となるため(昨年10月からは非常勤の先生が病棟も見てくれるため前よりはいいのですが)外来、手術、病棟と慌ただしいですが、充実した毎日を送っています。手術に関しては症例をたくさん経験でき、大学からの応援で来てもらっている先生にAO法に則った骨折治療、TKA、膝の関節鏡などの変性疾患の治療など色々な先生から多くのことを学べる環境があります。手術の経験数だけがすべてではないと思いますが、同期の整形外科医と比べるとより多くそして濃厚な経験をさせてもらっていると思います。(年間で400例以上執刀できる病院はあまりないと思われます。)

 あとは個人的な話になりますが、長崎大学整形外科医局ではVファーレン長崎などサッカー、バスケットなどそれぞれメディカルドクターとして関与している先生が大勢います。私はバレーボール経験者ですが、バレーボールも6人制の競技レベルは学生から社会人までかなり高いレベルにある(Vリーグの所属選手の出身県では長崎県が一番多いとのことです)のですが、これまでメディカルサポートチームが存在していませんでした。本来ならばもっと経験のある先生が適任とは思いますが、長崎でバレーをやっていた縁もあって、自分が関与する形で平成23年4月より長崎県バレーボール協会の医科学委員会が発足しました。まずは平成26年度の長崎国体に向けてサポートしていく予定です。(ちなみに僕自身も9人制では現役の選手としてまだ九州大会や全国大会に参加しています)

 このように様々な勉強をできる(私生活も充実できる)環境が長崎大学の整形外科医局にはあります。興味のある方は一度見学に来て医局の雰囲気に触れてみてください。お待ちしています。