三菱長崎病院 整形外科/2011-08-29

  • 金丸 由美子
  • 長崎大学 医学部 出身
  • 2008年 入局

 平成20年入局の金丸由美子です。
 整形外科入局後4年目に突入しましたが、今回は平成22年4月から平成23年3月までの1年間勤務した長崎三菱病院について紹介したいと思います。
 長崎三菱病院は、当初は三菱重工業株式会社長崎造船所従業員の福利厚生施設として設立された企業立病院だったとのことですが、現在は従業員だけでなく一般の方の診療も受け入れており、毎日整形外科外来には100人前後の患者が訪れます。12の診療科から成る計199床の病院ですが、4病棟中3病棟に整形外科患者が入院しており、多いときには整形外科だけで120床以上を占め、5人の整形外科医で病院を盛り上げています。
 当院は脊椎外科と関節外科に力を入れています。脊椎外科はヘルニアや狭窄症など手術目的での紹介が多く、顕微鏡や内視鏡による手術が毎日のように行われています。また、亜急性病棟を有しているため圧迫骨折患者の安静目的入院など、他院からの紹介も多く受け入れています。関節外科は人工関節や関節鏡を中心に様々な手術を行っており、こちらも亜急性病棟を有しているため術後も優秀な理学療法士のもとでリハビリをしっかりと受けることができ、退院後も必要であれば当院で外来リハビリを継続できるようになっています。その他、輪番病院ではないため時間外は基本的に救急患者を受け入れておらず、外傷が少ないのも当院の特徴です。時間内は外来や手術に追われ多忙な毎日でしたが、on/offが非常にはっきりしており、一旦病院を出ると自分の時間を自由に過ごせました。
 最近まで三菱病院に医局から派遣されていたのは院生以上の先生だったようですが、私の代から若手が派遣される流れができたようです。私は他科の医師を含めても最年少で、困ったときには科を問わず多くの先生方からやさしくしていただき本当に感謝しています。また、私事ではありますが肩関節学会中に誕生日を迎え一人寂しくお祝いする予定だったとき、一緒に学会に参加していた北原先生が夜に連れて行ってくれたJAZZ BARで、突然ボーカルが目の前で『Happy Birthday』を歌い出しケーキが登場するというサプライズがありました。先生のやさしさに感動で涙が出るほど嬉しかったです。
 わずか1年間でしたが上手な手術をたくさん見て若いうちに幅広い経験ができ、とても充実した1年でした。三菱で学んだことを活かし、これからの診療につなげていきたいと思います。
 お世話になった先生方、本当にありがとうございました。