AO Trauma Course @ ダボス/2011-12-27

  • 後藤 久貴
  • 筑波大学 出身
  • 1999年 入局

12月11-16日にスイスのダボスで開催されたAO Trauma Principleコースに、当院外傷センターの宮本俊之先生(インストラクター)と共に参加しましたので報告いたします。
AO コースは毎年世界中から約3000人が参加する、骨格系を扱う外科領域における世界最大規模の研修会です。長崎大学関係からも毎年数名が参加しています。コースは5日間で、骨折の基礎を学びます。朝4時間、夕3時間の授業のうち、2-3時間がハンズオン、1-2時間がDiscussionで残りが講義です。AOコースは1960年からの歴史があり、その系統的教育システムには感心しました。私にとってDiscussionはつらいものでしたが、今回は宮本先生のおかげで事なきを得ました。
講義のない昼は自由時間となります。ワインを飲んだり(スイスのホットワインはおすすめです)スキーをしたり(コース前日にはスキー大会もあります)と楽しい時間です。夜も当然毎夜酒盛りです。日本全国からコース全体で20名以上の参加がありますので、いろいろな先生方と交流することができ、これも研修会の魅力です。写真はお気に入りの店でのワンショットです(陽気なドイツ人夫婦と共に)。

基礎や理論を学んだ上で、診療において知識・技術を高めていくことはスキルアップの基本です。骨折はこれがすぐに実行でき、むしろ若い先生にこそチャンスがあります。長崎大学整形外科では医局員の先生のさまざまな研修会への参加を積極的にすすめています。また長崎大学では今年10月に、国立大学では初となる外傷センターが設立され、重傷四肢外傷をはじめあらゆる骨折を経験できます。興味のある方はいつでもご連絡ください。

最後に、長期間の不在で迷惑をおかけした医局の先生方、家族、スイスで遊んでくれた先生方、ありがとうございました。