第5回セメントTHAセミナー(於 関西医科大学枚方病院)に参加して/2012-08-30

  • 前田純一郎
  • 長崎大学 出身
  • 2003年 入局

8月23日〜24日に関西医科大学で開催されたセメントTHAセミナーに参加して参りましたのでご報告いたします。主催の飯田寛和教授は私が申し上げるまでもなく、Charnley式THAを継承されている非常にご高名な先生です。セミナーには研修医明けの先生から現役教授まで(!)参加されており、ワークショップを含め非常に内容の濃いものでした。普段セメントTHAにはほとんど縁のない自分でしたので、あらゆる講義内容がとても新鮮で勉強になりました。“セメントは接着剤ではないんだ”というメッセージは強く心に響いています。
手術も飯田教授をはじめ色々な先生方の熟練された匠の技を間近に見ることができ、大変感銘を受けました。特に驚かされたのは、その手技・哲学が見事なまでに統一されており、チーム全員がそれを共通理解し実行していることでした。鉤を引くタイミングや方向、芸術的な骨移植、徹底管理された室温、秒単位のセメントテクニックなどどれも本当にプロフェッショナルな仕事だと感じました。
初日の夜には恒例となっている全員懇親会がありました。同世代の先生も多数参加されており、全国各地の先生方とたくさんコミュニケーションをとることができ大変刺激になりました。また“長崎大学から来ました”とアピールしただけで、“おー、長崎から来たのか!長崎大学にはいつも仲良くしてもらってるんだよ”と講師の先生方からも大変親しく接していただきました。先輩方がこれまでに積み上げてきた功績を実感するとともに、改めて長崎大学整形外科の一員であることを誇りに思えた瞬間でした。
私は大学に戻ってから約1年半になりますが、何かと出張続きで周りの先生方には多大なご迷惑をおかけしております。深く反省する一方、これも尾崎教授や宮本医局長をはじめ諸先生方のご厚意があってこそと心より感謝しております。これらの経験を少しでも長崎の医療に還元できればと切に願っております。
最後になりますが、飯田教授をはじめご指導いただきました先生方ならびにご協力いただきましたスタッフの皆様へ深謝いたします。本当にありがとうございました。